実はこれで6回目となる「電気科の先生から話を聞きました」ですが、今日は山之内先生が来てくれました。どんな話を聞かせてくれるのでしょうか。まずは自己紹介から始まりました。実家がある東北の話をしてくれましたが、積もる雪の量がなんとメートル単位でした。
今週もみんな行儀よく話を聞いています。そのうち疲れてしまいますけどね。
学生時代は、同級生そしてそんなに歳は離れていないけどとてつもなく優秀な先生との邂逅がその後の人生に大きく影響したんだよと話していました。学生さんたちにもそういう出会いがあることを願います。
その出会いをきっかけに始めたハプティクス。触覚伝達という技術なんだそうですが、棒を使って離れたところにある物体をつつくと、硬いとか、ふにゃふにゃしてるとか、重いとかの感触は、棒を通じてある程度分かりますよね。でもそれがすごく遠くてテレビやネット回線を通して見るくらい遠いとこにあるものだったら?遠隔操作できたとしても、自分は〇〇を触っているという感触は得られませんよね。これを操作する側にも装置を通じて戻してやることで、手の届かない遠いところにあるものを触っている感触を伝えるのを皮切りに、医療行為にも使われている技術なんだそうです。私は途中で抜けてこのブログを書こうと思ってましたが、ついつい最後まで聞いてしまいました。
そして最後は学生に向けての言葉です。写真は解像度を落としてありますが、それでも難なく読めますよね。
「効率」と書いてあります。効率って何?と振ったら学生が反応していましたが、その最大効率を得るためにはどうすればいいのか、いつその最大効率を得たいのかによって変わるよねって話を試験に絡めて話してくれました。短期決戦でいいなら、例えば今回の定期試験だけいい点を取ればいいなら、その範囲の過去問(例えば去年とか一昨年に行われた試験問題)をたくさんやればいいかもしれない。でも長い目で見たとき、例えば5年生になって編入試験に臨もうとするときにはどうなの?編入試験はある意味短期決戦だからその大学の過去問を活用するでもいいけれど、それを活用できる能力を培うには、これまで定期試験を乗り切るためだけにやってきた短期決戦の積み重ねでは太刀打ちできませんよというお話でした。
それ以外にもなかなか楽しい話題がありました。どんな内容だったかはお子さんに聞いてみてください。