2020年7月31日金曜日

7月も最終日

E科ブログファンの皆様,お久しぶりです。
Eスタ主宰より。

分割登校がスタートして,1ヶ月が経過しました。登校している学生は元気な姿を見せてくれていることが救いです。
とはいえ,全国的な第2波ともいえる新型感染症の拡大は,静岡にも確実に迫っていますね。
学校でもできる限りの対策をとっています。皆様もどうぞお気をつけてください。

さて,対面かつ密着型がセールスポイントの『E科スタディープロジェクト』ですが,この状況下でさえ,たくましく変化を遂げています。
なんと,教員顔負けの『遠隔ーEスタ』を手探りながらもスタートさせました。


3年生が1年生に,4年生が2年生に,専門科目の宿題や演習の解説を行なっています。
写真は4年生が,E科スタジオを使って,2年生に授業を行なっている様子です。
用意もしっかり,スライドを共有したり,書き込みをしながらポイントを説明したり。
対応力の高さに嬉しさと頼もしさも感じています。
システムの理解とタブレットやPCといったデバイスの使いこなしはさすが高専生です。

 E4 岩崎さんとE4 小池さん
(画面をモニターしている岩崎さんが講師の小池さんにアドバイス)

E4 小池さん(講義の途中ですが,余裕?)

 E4 榊原さん(タブレットを用いて解説中)

5年生の力も借りたいのですが,今年はコロナウイルスの影響で,就活や編入学試験のスケジュールが例年と異なっているケースが多いです。実施日が延期されたり,実施方法が変更になったりといった影響があり,なかなか落ち着きません。この状況が早く収束することを祈るばかりです。

2020年7月16日木曜日

授業後の勉強

今はまだEスタのように人を集めての勉強の支援は行えませんが、質問に来た学生の対応はしています。

写真は今日顔を出してくれた学生です。



難しい問題にも根気強く取り組んでいました。
励ましの声をかけてあげることや、同じ空間に友達が一緒にいることの大切さを、改めて感じました。

彼らはまだ高校二年生です。

学生が学校に集まって勉強をする。
こんな当たり前のことに制限があります。

早く元通りの学校に戻ってほしいです。

2020年7月9日木曜日

E2学生実験(自作フェイスガード着用)

先日行われたE2学生実験の様子です。

前回は感染予防策としてゴーグルを着用していましたが
今回はフェイスガードを導入しています。

実験が始まる少し前にクリアファイルを配布し
学科長の大津先生の指導の下、手作業でフェイスガードを作りました。
実験中の様子(LEDに関する実験)
今年からこのテーマ(LED)を担当している大津先生

シーケンス制御で作業中の二人



2020年7月8日水曜日

まだ半分だけど、1年生来ました! 

 本日7/8は登校時間帯を狙ったかのようにすごい雨が降りました。学生が通学してくる足となる電車にも少なからず影響があったようです。学校まで送ってくださった保護者の皆様、ありがとうございます。
 さて本日は1年生の授業です。ずっと遠隔で、入学した実感もないままに7月となってしまいましたが、ようやく電気の学生として、工学基礎実験で電気分野の実験を行いました。内容は、男の子ならだれでも一度は使ったことがあるだろう、小型直流モータでの実験です。とはいえやることは、破壊分解です。いきなり破壊分解?といったところですが、壊すことも大事です(ただし流血沙汰にならないよう自分の物にしよう)。実験の遂行に気を取られて写真を撮ったのは作業が済んだ後だったんですが、作業を行っている最中のような文章とともにその様子を紹介します。

分割登校で23名が来ています。ようやく実験用の作業着に手を通しました。
この実験は、5週かけて機械、電気、情報、化学、ものつくりの5つの分野を順に経験していく流れになっています。5学科の先生方が指導してくれますが、電気の実験を担当するのは、大澤先生ほか3名です。全体を総括する立場として同じく電気科所属の小村先生もいます。まずは大澤先生がプロジェクタを使って実験の概要を説明します。今回は作業中心に行うこととして、モータの理屈云々は別の機会としました。
大澤先生もみんなの様子を見て回ってます
大澤先生が説明するさなか、原田先生ほかが一人一人の様子を見て回りながら具体的な助言を行います。実験ですから、指示をよく聞いて、注意しつつ作業しないとケガをします。みんななんとかケガもなく作業を遂行できてました。
狭くなりますが、こんな感じで同じ方向を向いて作業してます
最終的には、モータを部品ごとすべてばらばらに分解しました。本当にばらばらです。DIYへ行けば200円程度で買えるモータですが、ばらしてみると意外と部品が多いです。200円以上の楽しみを感じたのではないでしょうか。

最後にB班のみんなへ
1年生の君が学校へやってくるのは8/31でまだまだ先ですが、この内容をみて取り残されたとは思わず、楽しみは後にとっておいたんだと思ってください。電気の先生方は8/31を心待ちにしています。9/2にB班もこの実験を行いますが、そのときはA班以上に盛り上がりましょう。

2020年7月7日火曜日

少しずつ少しずつ......

 鮮度が落ちてしまいましたが、今回お届けするのは7/2にあった4年生向けの回路理論という授業です。電気回路の理屈を学ぶ科目で、電気系の学科では根幹ともいえる科目であり、本科では1年から4年まで、がっちり学んでもらってます。

長くなるので、早速本題に入りたいところですが今日は七夕、なかなか外出も楽しめないこの頃、7/2の天気はこんな感じ。朝方は曇り空でしたが、日が出てきて気温が上がったせいか、雲も減りました。とはいえ梅雨の時期、心配することだけしかできませんが九州は大変なことになっています。
箱根の山には雲がかかっています。
いきなり脱線してますね、本題です。4年生は3時間目から回路の授業です。担当はEスタでおなじみの野毛教員です。いつものように遠隔講義スタジオにて授業開始ですが、モニタ用の大型テレビがいつもと違う方向を向いてます。
いつも通り空虚な空間に話していますが、大型テレビも同じ方を向いちゃってます。
クロマキー合成用である緑の垂れ幕の前で話す野毛教員ですが、表情が明るいです。

今日は何かいいことあったのでしょうか?
もったいぶってもいけないので本題に入りますが、実はこの反対側はこんな感じでした。

登校していた4年生たち
本校の事情で、今も分散ならず分割登校(登校して授業を受ける人、遠隔で授業を受ける人)というつらい状況ですが、寮や自宅よりはと、登校してきていた学生たちがいたので
彼らを遠隔スタジオに集めて講義を行いました。テレビのワイドショーみたいな感じでしょうか。
そして授業の本題はこれ。

微分方程式で書かれた回路方程式
そう過渡現象です。電気製品はスイッチを入れると作動しますが、止まっていた状態から動いてる状態に一気に変わるのではなく、人間には感知できないほど短い時間ではあるものの有限の時間をかけて状態が遷移します。車だって止まってる状態から一瞬で高速走行にはならないですよね。そのときはごく普通に動いているときと異なる事象が電気製品の中で起きていてます。その一瞬の間に起きる事象を扱うのが過渡現象です。
本題がすり替わってしまいました。本題の授業風景に戻ります。
(長くなりました、おつきあいいただける方は後半もお付き合いください)

2020年7月1日水曜日

分割登校が始まりました(E2学生実験の風景)

6月29日より分割登校が始まりました

夏休みを挟んで前半組と後半組に分かれての実施になります。
また、登校とはいえ基本的に実習や実験科目がない日は遠隔授業が中心になります。

昨日6月30日は、E2の学生実験日です。
前半組のE2学生全員が学校に登校してきました。

感染防止のためのアルコール消毒と、ゴーグル着用を伝えて実験をはじめました。

学生たちはコロナウイルスの話題は出さず日常の会話を楽しんでいました。
コロナを気にしていないのではなく、あえて重たい話題を避けているような感じでした。

対面で関わることになる前半組だけでなく、未だに遠隔での関りのみに留まっている後半組の様子にも気を配りながら分割登校期間を乗り切っていきたいと思います。

写真は、実験中の学生の様子です。



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