ついに3年生は機械工作実習開始です。そうです、電気電子の学生も機械工作実習を行います。「電気だけできたってダメだよ」というのは、昔から言われておりまして、3年生のときに半期だけですが実際に5つの機械工作実習を行います。まずは並んで人員確認です。3回目ともなると慣れてきますが、まだまだ声が小さくて、後ろの人に聞こえないよと注意されてました。
整列して人員確認、イチ、ニ、サン......
今日からは5つの班に分かれて、2週間で1つの実習を行っていきます。私は実習服を着てなくて、安全靴も履いてないので、入り口から見える風景だけ収めてきました。このため写真に撮りきれない実習もありましたがご勘弁ください。最初に見えたのはおそらく旋盤という機械を使った旋盤加工です。加工の対象物の方が回転して、バイトと呼ばれる刃で削られていく感じです。
これはおそらく旋盤という機械では?
次は何でしょうか。入り口から撮ったので、工作機械を確認することができませんが、防御用の眼鏡をかけているのはわかります。
機械が見えなくてなんだかわかりませんでした
そしてこちらは、ガラス越しに撮ったので見づらいですが、ひとりずつ座って何か指示を受けていました。何かを操作するのでしょぅか、パソコンか何かが置いてあるようでした。
これも何をしているかわかりません。窓越しなんで視界が悪いです。
次はなんでしょうか。ヤスリらしきものをもって何かを削ってます。遠くなので、建物の裏側に回って窓越しに写真を撮っていたら、指導する先生が気付いてくれて、不審者かと思ったらあちらこちらで窓越しに写真を撮る担任の姿に見かねたようで、普段は開けることが無いであろう裏側の入り口を開けて中に入れてくれました。
万力で固定した何かをゴリゴリやっているのはわかります
近くで見るとよくわかります。「手仕上げ」と教えてくれました。手仕上げなのでそれ自体が何かを作るわけではないですが、一つの大事な工程です。アクリルを削っているという話でしたが、「何を作っているかというと」と言いながら、指導している先生が奥から持ってきたのはハンドスピナー!。見本は専門家の方が作ったからでしょう、重心がずれてて軸がぶれるなんてことはなく、よく回ります。
ひとりひとりがアクリルを削っています
削ったらまた万力で固定しなおして違うところを削ります
今回作っているのはコレ、ハンドスピナー
班によっては、予定の時間を越えてもまだ作業が続いていたようですが、何とか無事初回の工作実習を終えられました。
ここをご覧の保護者の方へ。私に機械のことはわからないので、それぞれが何をしているのかまではわかりませんでした。お子さんに機械の実習と電気の実習とどちらが楽しいか聞いてみてください。
暦の都合で、今回行った実習の2回目がずっと先になりますが、そのときもうまく続きの工程から作業できるでしょうか。乞うご期待。