2025年10月6日月曜日

中学生のための体験授業の準備をしました

10月12日(日)に中学生のための体験授業が開催されます.
下記が沼津高専公式の案内ページです.
https://www.numazu-ct.ac.jp/admission/event/trial_class/

電気電子工学科からは
・太陽電池を作ってみよう!使ってみよう!
・電子工作:温度センサー扇風機
・電子工作:廻して光るオルゴールごま
の3つのテーマが受講できます.
すでに申込みは終了しております.
お申し込みいただいた皆様,ありがとうございました.

さて今日は,オルゴールごまのテーマの準備を行っていたので,その様子をお伝えします.
このテーマは学生主体で準備しており,電子工作だけでなく実験も体験できるようになっています.

担当の高矢先生とリーダーのE3鈴木(颯)さん

今日はまず,当日参加する中学生をサポートするため,実際にオルゴールごまを作っていました.
キットに入っている部品をはんだ付けして組み立てていきます.
2年生から5年生までの学生が当日サポートしてくれます.
はんだ付けはうまくできたでしょうか?

つづいて,電子工作の後に行う実験についても打ち合わせを行っていました.
2年生から5年生の各学年で別の実験を行い,参加する中学生がそれぞれ順番に見ていくようになるそうです.

担当の高矢先生と相談して内容を考えています.
どんな実験が見られるのか楽しみですね.

当日の様子もまたブログでお伝えしようと思います.
皆様のご来場を心よりお待ちしております.

2025年10月2日木曜日

3年生 後期の実験始めました

  3年生は木曜日が実験の日です。これは前期と後期で変わることなく固定です。実は他の学年も固定で、月曜日が5年生(前期のみ実施)、火曜日が2年生、水曜日が1年生、木曜日が3年生、金曜日が4年生となって、すべての曜日にどこかの学年が入っています。つまり高専生である間はずっと週一で実験をします。実験をして報告書を書く、これが延々と続きます。ちょ~厳しい~です。

10/2は初回でその概要説明でした。今年から3年生後期の実験は内容を変更しています。過去の書き込みにあった4年生の前期実験は、PBLという実施形態で半年かけて1つの与えられた題目をこなすのですが、時間が足りない、もっと一つのことを掘り下げて身に着けてほしいという担当の先生方の熱い思いで、3年生後期はその全体を知ってもらうために、期間を短くしたうえで、4年生の実験で用意されるすべての分野の実験をひと通り行ってもらうことにしました。

いつも前振りが長くてごめんなさい、様子を見ていきます。

まずは実験の指導書を皆で製本します。費用が発生しないように、あらかじめ印刷しておいた資料1枚1枚を順に並べておき、みんなで自分の分を製本してもらいます。

よくある製本の風景です。
自分たちの番が来るのを待っている人達。
ひと通り資料を拾ったので次は......
ステープラーで綴じます。結構大変です。

製本が終わると今度は担当の先生方から順に実験毎の概要説明があります。
まずはこの方から。ここをご覧になっている方の多くがご存じの野毛先生です。得意分野の材料について昨今の事情を含めて担当される半導体について説明がありました。説明の中で驚いたのは、説明を聞き漏らすことないようにクリーンルームに筆記用具を持ってくるなんてことしてはダメです、という話でした。普通の紙はホコリが出るからダメなんだそうです。
鉛筆もダメ、ペンは大丈夫。
続いて原田先生からはトランジスタの特性測定について説明がありました。
hパラメータを測定するそうです。
その後は高矢先生です。IOT機器の説明の後に、自分たちでスマホから制御してみようという観点での説明がありました。プログラミング必須です。
IOT機器の制御を自分たちでやろう。
そして山之内先生はPLC制御です。これができれば怖いものなしです。
内容は楽しいけど、課題は大変だそうです。先制パンチが効いてました。
最後は嶋先生です。嶋先生はPCネットワークの構築について教えてくれるそうです。うまくいかないことが多く、そんなときにどうすればいいか、上手に調べる能力も大切だと教えてくれました。
持ってくるものがマウスとは意外ですね。
こんな感じで、先生方の説明が終わりました。次回からはおよそ10人ずつの班に分かれて作業開始です。これまでは4~5人の班でしたが、今回は少し多いです。我々も手探りなところがありますが、どんな展開になるか、こうご期待。

後期の授業が始まりました

おはようございます。
朝夕は風も少し冷たく感じられるようになりました。クールビズも終わり、後期ですね。

昨日10月1日から 沼津高専は後期課程に入りました。時間割にも少し変化があります。
1年生は後期から、工学基礎3という実験科目がスタートします。
その第1回はガイダンスということで、受講にあたっての諸注意や実験テーマの概要説明がありました。


電子工作:担当の高矢先生と原田先生

電波を捕まえる:担当の嶋先生




実験は来週10月8日(水)からスタートします。
テーマは3つあり、
(1) 電波を捕まえる・コヒーラとアンテナ・・・嶋先生
(2) 電子工作・デジタル時計の製作・・・高矢先生と原田先生
(3) 紙コップスピーカ・・・・野毛
となっています。
実験の様子は随時このブログでご紹介いたします。

関係の保護者の皆様、電子工作キットの購入にご協力いただきありがとうございます。

2025年9月29日月曜日

E4PBL発表会(発表の様子)

先週の金曜日,E4PBLの発表会が行われました.
集合写真については前回のブログに上がっているので,今回は発表中の様子についてお伝えします.

まずは発表会の開会に先立って,学科長の小村先生からご挨拶をいただきました.

あと数ヶ月で人によっては就活が始まりますが,高専生は多くの企業から求められていること,
特にPBLのような実験は就職の面接でのアピールになることをお話しいただきました.

次にE4助言教員の高矢先生からの諸注意の後,PBL発表会が始まりました.


発表はポスター発表の形式で前後半に分かれて,それぞれ約80分ずつで行われました.
テーマごとに前半・後半に発表する人を事前に決めており,発表しない人は自由に他の人の発表を見ることができます.
前半の途中からは特活を終えた3年生も発表を見に来ました.

一人ずつの発表の写真は最後に載せますので,ここでは全体の様子の写真をお見せします.


このような形で,気になる発表者のところに行って発表を聞きます.
3年生も入ると賑やかになりますね.来年度に向けてしっかりと見られたでしょうか.


人によっては実験に使ったものや成果物を展示していたり,実演したりして発表していました.

後半の発表が終わった後,最後に望月先生から好評をいただきました.
このようなテーマに分かれて行うPBLは3年前から始まったもので,それ以前は望月先生1人でE4全員のPBLを担当されていました.
そしてE科のPBL形式の実験自体も20年ほど前に望月先生が発案したものでもありました.
望月先生は今年度で再雇用期間も満了となり,実験を担当するのも最後になるということで今回お話しいただきました.

望月先生からは,高専生の就活は卒研が始まったばかりの時期に行うので,
PBLの経験が大切であることをお話しいただきました.
また,学生のうちにたくさん失敗して成長していってほしいと,
学生への応援のメッセージもいただきました.

これで今年度のPBLが終了となりました.
満足のいく結果が出た人,良い成果が得られなかった人様々だと思いますが,来年には卒研が待っています.
ぜひ今回のPBLで得たことを卒研に活かしてもらいたいと思います.


前回のブログでは学生のみの集合写真でしたが,助言教員の高矢先生も含めた写真を載せます.
体勢が辛そうですね.

最後に1人ずつの発表の様子を載せます.

2025年9月27日土曜日

E4PBLテーマ別ショット集合写真(ポスター持ってない版)

 E4の保護者の方も多数閲覧してくださっているとのことでしたので。

PBLのテーマ別写真の別ショットも載せておきます。







2025年9月26日金曜日

E4PBL発表会(集合写真)

 今日はR7年度E4PBL成果発表会が行われました。

今年は3年生も見学に加わりとても賑やかなイベントになりました。

開会の学科長の挨拶,途中の学生の発表の様子,締めの望月先生の話などについては

高橋先生が撮影をしてくれていましたので,後日お伝えできると思います。

ここでは,最後に撮った集合写真を掲載します。

PBL発表会に参加したE4学生

望月先生のテーマ(フィルタ回路)

野毛先生のテーマ(ダイオード作製と評価)

嶋先生のテーマ(ネットワークとサイバーセキュリティ)

山之内先生のテーマ(マシンオートメーション)

高矢のテーマ(IoTアプリケーション開発)

今年度のPBLは各テーマリーダを決めて相談しながら実施しました
左から,山口敦郎,石原康太郎,稲葉翔大,権代祐輔,寺澤朋樹です
研修旅行の際も活躍してくれました,いつもありがとう!



2025年9月25日木曜日

E4PBL発表会の準備

 E4前期学生実験は、PBLという形の実験を行なっています。

PBLとは、日本語では「問題解決型学習」「課題解決型学習」などと言われる学習方法です。

3年までの学生実験は、全員が半期で5テーマ(あるいは3テーマ)の実験を経験するといった形をとっています。

一方で、E4PBLは予め提示された5つのテーマから学生が1つを選択し、半年間そのテーマにじっくり取り組むというスタイルです。


選べる5つのテーマは

・ダイオードの作製と特性評価(野毛先生)

・マシンオートメーションシステムの構築(山之内先生)

・フィルター回路の設計製作コンテスト(望月先生)

・ネットワークとサイバーセキュリティ(嶋先生)

・IoTアプリケーション開発(高矢)

となっています()内は担当教員。


そして明日9/26は、半年間取り組んできた実験の成果発表会が行われます。


今日は、PBLの各テーマの代表と、各テーマの力自慢の学生が集まって会場準備を行ってくれました。


事前に各テーマの代表学生と打ち合わせをしていたとはいえ、私が(授業のため)少し遅れて会場に到着すると、既に会場準備はほぼ完了していました。

さすが4年生だなと思いました。

画像は会場の写真です。

昼間準備中に撮った写真がピンボケだったので,夕方になって慌てて撮りなおしてきました。発表会の本番はもっと明るい雰囲気で行われます。


実験室会場
奥に残っているのは若松くんと稲葉くん
若松くんがダイオードの解説をしていました


回路設計室会場


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