2024年12月26日木曜日

門池ワクワク寺子屋が見学に来てくれました

門池ワクワク寺子屋に参加している子供たちが高専の実験体験と見学に来てくれました。

E科では発電設備などの見学をしてもらいました。

電気に関する簡単な実験も行い興味深く聞いてくれていました。

小学生たちの元気な様子に、手伝ってくれた研究室の学生たちもたじたじでした。


将来、高専生になってくれることを願っています。


2024年12月24日火曜日

掃除終わりましたか?

今日はクリスマスですね。
どの様にお過ごしでしょうか。
学校は冬休みが始まり、学生の姿はほとんどありません。
この期間は学校設備のメンテナンスもあれこれと行われます。先日は電気の受変電設備の点検があり、E科生が見学したときの様をお伝えしました。
 

学生のいない教室では、エアコンの清掃が行われていました。
教室のエアコンは業務用の大型で、清掃と点検を専門に行う作業員の方に依頼しています。
寒い冬を乗り切るためには不可欠なエアコンもこの冬休みの期間に一斉にメンテナンスです。

清掃中のエアコン(E5HR)


2024年12月22日日曜日

構内の受変電設備の見学

先週末に授業が終わり、昨日から冬休みに入っています。
長期休みの間には学校内の設備点検や、整備などが実施されます。
本校では夏と冬の休みの間に校内を停電させて、受変電設備の法定点検が行われています。

今回は受変電設備の点検の様子を見学させていただけることとなりました。希望した学生には点検の作業の都度、作業員の方から説明がありました。作業にあたっておられる方々は電気主任技術者の資格(多くは3種だそうです)を持っているということでした。

これが東京電力から送られてきている電気を開閉する装置です。
電圧は6600ボルトです。「入」の側を指針が指していることが分かりますか?
これを「切」にして点検作業が始まります。

まだ「受電中」です

これで「切」になりました

普段は立ち入ることのできない、建物の中を見学させて頂きました。
左が基幹の受電盤です。真ん中の扉(配電盤)の裏に大きなスイッチが2つあります。
右側奥に見えるのが寮地区などに電気を配るための分電盤です

感電事故が起こらないよう、まずは接地の確認です。

遮断機の特性を点検しています。

下の箱のようなものはキャパシタです。
力率(利用効率)をあげるために使われています。

これが施設内の受電装置
左下の黒く太いケーブルが6600Vを設備内に届けている母線です。
電柱の上から柱に沿って下ろされ、地中を通して設備内に引き込まれています。
ここで学校内で使う電力の使用量が記録(節電しましょうね)されています。


設備や点検の方法について説明を受けています

配電系統の説明を受けています


これは寮地区への分電盤の裏側です。
ブレーカーの容量が300Aとか250Aというものばかりです。
一般家庭のものだと30A~50Aが通常ですから、それに比べてかなり大きいですね。
特にケーブルの太さが特徴的です。


大電流が流れる部分の接続は、金属板で行われています。

見学を終えた後の写真です。普段見ることができない施設内の点検作業をライブで見ることができ、大変貴重な機会となりました。電気設備の安全を管理監督し、適切に運用するためには有資格者が必要です。電気電子工学科の学生にはこのような分野でも活躍が期待されています。

右から施設係長、小村学科長、参加した学生達です。


2024年12月20日金曜日

1・2年生 冬休み始めます

 ついにこの日がやってきました。本校は2期制なので、期の締めではありませんが明日から冬休みです。1年生と2年生だけですが、本日の様子を覗いてきました。

時系列に沿ってまずは1年生から行きます。

本日最後の授業が体育なので、昼休みに担任の先生から冬休みを迎えるにあたっての諸注意、諸連絡がありました。まだ午後の授業がありますが、頭と心は体を離れて明日から始まる長期休みをどう楽しく過ごすかでフル回転中なんてことないですよね?

担任の先生がまだ来てなくてノビノビしてます
午前の授業が終わるとすぐに担任の先生を呼びに行ってました。そして先生が来るとちゃんと先生の方を見て話を聞いてます。でも頭と心はどこかになんてことないですよね?
思いの外ちゃんと先生の話に意識を向けてます
窓側の子たちもちゃんと先生の方を向いてます

この学校から近い人、遠い人と、みんなが県下各地に散らばるので、なかなか会うこともままなりません。先生からは冬休みに気を付けてほしいことについて話がありました。

と思ったら、意外とカメラ目線のことも多いです
この後に先日の後期中間試験の成績が配られ、みんな一喜一憂してました。1年生は初めての冬休みです。地元の友達と会うこともあるでしょう。スマホで本校の仲間と連絡を取り合うこともあるでしょう。何事もなく2週間後に会いましょう。


そして次は2年生です。2年生は8限が済んだ後、みんなが帰り仕度をする中、担任の先生が諸連絡の後、成績の短冊を配り始めました。もっと阿鼻叫喚とした様子が見えると思ったのですが意外と淡泊です。

これで全部授業が終わったのに意外と冷静です
ひとりひとり成績をもらってます
満足な成績だったようです
その後は軽く掃除をします。みんなで机を運び、当番の人が掃除します。

まずは教室の前から掃除です
一番解放的で先頭切ってノリノリで掃除してる担任の先生
今度は机を教室の前に運びました

掃除当番ではないのですが結構多くの学生が残っていまして、しばしのお別れを前にしてまだ教室で話を続けているのか、この後に、なにやら試験を受けなくてはいけない人もいるらしく、そのために残っているのかわかりませんが、掃除当番の人よりも多くの人がまだ教室にいました。

1/6に会いましょう。


2024年12月19日木曜日

1年生補習 3週目

12月5日からE1の空き時間となっている木曜1,2限のコマで補習を行っています.
E科教員が持ち回りで担当することになり,初回は高矢先生,2週目はブログには投稿していませんでしたが西村先生が担当しました.
補習の内容は担当教員にお任せということで,問題演習だけでなく,教員の自己紹介や研究紹介,高専生活を送るうえでの心構えなどを伝えています.

そして3週目となる本日は嶋先生が担当しました.
嶋先生からは自己紹介として出身地や高専に着任するまでのことや高専生(高校生)の勉強への向き合い方などについてお話していただきました.
1年生は入学から8ヶ月ほどが経ち,高専での生活に慣れてきたと思いますが,高専卒業後の進路も早いうちから考え,その進路に向けて勉強や課外活動などに取り組んでいただきたいと思います.



今後も補習の時間では授業や実験で関わることがなかった先生方のお話を聞くことができるので,興味を持ったことについては積極的に先生方に質問や相談をして関わっていただきたいと思います.

高専GCONで優秀賞

12月15日に、日経ホール(東京・大手町)で開催されました高専GCON2024本選で沼津高専は、優秀賞と企業賞を頂きました。GCONについてはこちら

最優秀賞(文部科学大臣賞)は米子高専チームが獲得しました。それに次ぐ好成績の優秀賞に輝きました。企業賞としてJFE (Japan Future Enterprise) 賞も頂きました。

D5の和田莉央さんをリーダーに、E3の麦島好美さん、D2の岸本真理子さんの女子学生3名で構成されたチームです。チーム紹介はこちらのリンクをたどってください。
沼津高専のHPにも活躍の記事が掲載されていますので、ご覧ください。

今後の活躍にも大いに期待しています。
おめでとうございます!

右から2人目がE3麦島さん


企業賞 JFE (Japan Future Enterprise) 賞を受賞


2024年12月18日水曜日

1年生 最後の実験始めました

  1年生は、後期半年の間に1つの実験を4週間かけて行い、12週で都合3つの実験をするんだということを前に書きました。今日は冬休みに入る前の最後となりますが、その3つ目の実験について初回を行いました。

例によって「紙コップで作るスピーカ」、「電波発見器コヒーラの作成とその特性調査」、「はんだ付け練習と時計の作成」の順でいきます。


「紙コップで作るスピーカ」

第1班、第2班の学生たちがスピーカを作り終わり、ついに最後の班となる第3班がやってきました。まめにブログをご覧になってる方には同じような写真が繰り返されますが、保護者の方にはお子さんが別の実験に取り掛かっている様子をご覧いだたけることと思います。最初は先生の話を聞いて、大事なことをノートに転記しているようです。


大事なことは忘れないようにメモメモだよね
スピーカの構造を書いていました


続いて先生からは、スピーカを駆動する源となるコイルを巻く作業の説明があります。細い線を根気よく巻かないといけませんが、その極意を説明しているところです。それを聞いて巻き始めます。

先生の極意を聞きながら丁寧に巻いていきます
手元を覗いてみると......

私がやれと言われたらイライラして気が狂いそうです
これは細かい!0.1mmのリード線を1cmの幅になるまで地道に巻いていくのです。その一方でこんな様子も。

みんな様子はどうだ?

このクラスにもついにインフルエンザの猛威が及び始めました。3名欠席です。一足早い冬休みになったようですが、ゆっくり体を休めて養生しているでしょうか?


「電波発見器コヒーラの作成とその特性調査」

つづいてコヒーラです。担当の先生が丁寧に仕組みや歴史を説明していて、学生は午後の一番眠たい時間にもかかわらず、しっかり話を聞いてます。

丁寧な説明とまじめなまなざしです。寝てなんかいませんよ。
机の上には機材がいくつも置かれてます。そしてこちらもノートの書き込みを覗いてみると......

いろんな機材とびっしり書かれたノート

その後は実際に電波を飛ばす機構を作り、このコヒーラでキャッチします。およそ2人か3人に分かれ、実験室の机の上でどこまで離れて電波を検出できるか試したり、実験室では狭いからと廊下に飛び出したりしてます。

どこまで離れて電波をキャッチできるか試しています

「はんだ付け練習と時計の作成」
次に紹介するのははんだ付けして作る時計です。まずははんだ付けに必要な機材を受けとり、中身を確認すると、机の上に置いていきます。
機材は揃ってますか?
火傷する危険があるので、担当の先生が細かく注意しています。
火傷しないように気を付けるんだよ
さて、今回はまずはんだ付けの練習です。
やったことはあるけど久しぶりだからなかなかうまくいかないって感じです

そして手元をよく見ると
細かいです。練習用の基板にとにかくはんだ付けをしていきます

最初はうまくいかなくてもそのうちカンがわかります。ということで、最後の実験初回なんですが、次回は冬休み明けからとなります。

注目の投稿

1年生 電気科の先生から話を聞きました(実は6回目)

  実はこれで6回目となる「電気科の先生から話を聞きました」ですが、今日は山之内先生が来てくれました。どんな話を聞かせてくれるのでしょうか。まずは自己紹介から始まりました。実家がある東北の話をしてくれましたが、積もる雪の量がなんとメートル単位でした。 どんな話をしてくれるのでしょ...

人気の投稿