1年生は工学基礎という授業で、所属学科に関係なく、機械、電気、情報、化学、ものつくりからなる5分野の実験を、それぞれ2週かけて行い、10週間で一周します。電気電子の学生はもちろん電気分野から開始します。
電気分野の実験として行うのはモータの分解です。学生さんたちはこれまで、身の回りの物をどれくらい壊して経験値を積み上げてきたでしょうか。工学系の学生として、まずは壊して構造や使用部品を知ることから始めます。お父さんたちもかつてはよく壊してましたよね?授業開始時は道具が用意されてるだけです。
机の上にはモータと道具が置かれています。
まずは担当の先生から説明を聞きます。ケガをしないように注意して行ってもらいます。先生の話をちゃんと聞いてます。
ひと通り説明を聞いた後はいよいよ分解作業です。モータには申し訳ありませんが、箱から出していきなり分解です。少し部品が増えましたよ。
もともと使うものであって、分解するためのものではないため、てこずりながらバラバラにしていきます。中には手際のいい学生もいました。日頃から物を壊すことに慣れてるのでしょうか???
リード線をほどいてますが、結構長いです。
ばらしていくと、赤いリード前が出てきました。中学生の時に理科の授業で「フレミング左手の法則」として習った理屈の通り、くるくる巻いてコイルとなっていたリード線です。中央の赤いのがリード線。長いので、折りたたんでます。
1時間もかからないうちに完全にバラバラになりました。モータさんありがとう。バラバラにして、楽しかったね、で終わるわけではありません。
子供ではないのでやりっぱなしではいけません。仕上げとしてどんな部品が使われていたのか、なぜこんな構造なのか、報告書を作ってもらいます。報告書まで作って、ようやく実験が完了します。
電気分野の実験は今日が2週目だったので、次回からは別の分野について実験をするため、他学科にお世話になります。どんな様子だったかはお子さんと話すネタにしてください。そして番外編
保護者の方にとってはこちらの方が気になるという方もいらっしゃるでしょう。お昼の様子を見てきました。ちゃんとご飯食べてるでしょうか。先の実験が昼前だったため、私が道具の後片付けをして教室に行ったら、すでに多くは食べ終わってましたが、昼食の様子を写真に納めました。
友達と食べてる子、もう食べ終わってくつろいでる子。
毎日お弁当ありがとうございます。
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