PBLのコーディネータをしている望月から,PBLに励む学生の気持ちを少し紹介します.(PBLでは時折学生に「2・3行で答えて下さい」として質問をぶつけているのです)
4/20質問 PBLが始まって驚いたことは?
(含 用語説明)
「実験の流れを自分たちで決めたり、素子や回路についても自分たちで決めていくということの難しさに驚いた。しかし、班員とPBLのことについて話す時間も増え、これからも頑張っていきたい。」
「自分が今まで触れたことや使ったことのないELVISやSPICEなどに触れて、様々な機能があり驚きました。PBLが終わるまでには、自由に使いこなせるようになりたいです。」
用語説明
「PBL」Project Base Learning :プロジェクトを通して学ぶという教育法やその教育.なお,E科のPBLは「クラスを10班に分けて実施する電子回路設計製作コンテスト」です.課題は毎年変更され,先輩からの丸写しではクリアできません.
「ELVIS」NI社(ナショナルインスツルメンツ社)が販売する,電子回路開発のための機器であり,電子回路製作用のスペースと,信号源と,測定器が一体になっているため,この機器があれば効率的に電子回路の開発に集中できる.電気電子工学科では各人が1台ずつ使えるよう50セット用意されている.
「SPICE」電子回路の分野では有名な電子回路のシミュレーションソフトの総称.例を挙げればPSPICEとかHSPICEといった製品がある.かつてはかなり高価だったが,今では充分な機能を持ちながら無料で使えるLT-Spiceがある.PBLでは4/20の授業でLT-Spiceの説明をした.
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