11/15(金)に私ども電気電子工学科は、授業参観に合わせて学科説明会を実施しました。いろいろ御都合がある中で、お時間を確保していただき、ありがとうございました。受け付けの場所に掲示した全学年の学年ごとのクラス写真はご覧になったでしょうか。
電鬼丸がお迎えしました
昨年と比べて出席いただいた方は、学生の数にして87名とかなり多く、複数でおみえになった方もいらっしゃることを思うと、かなりの方の出席となりました。200名入るこの部屋が、こんな感じです。
内わけは、1年生から4年生の順に14/41人、14/43人、23/43人、26/44人で、卒業や卒業後の進路が具体的になる上級生ほど多くおみえでした。
上記2枚は後方から
前方から 最前列まで人がいました
こちらは就職担当と4年生担任が話しているところ
今年の5年生における進学と就職状況から始まり、4年生、3年生、Eスタと順に話をしました。
5年生では、就職と進学は今年もおよそ半々、第一希望に一発で内定をいただいたのがほとんどでした。編入学については日頃の成績と相関のある結果が提示されました。
4年生に関しては、インターンシップ(就労体験)や海外研修といった行事に加えて、過去の世代と比較した成績の生々しい分析が提示されました。
3年生では日々の生活ともっと上級生になってから困らないような学習姿勢について話がありました。
Eスタではなかなか見えない勉強の様子や、保護者の方の積極的なありがたい協力に対してのお礼が述べられました。
まもなく後期中間試験となります。この成績がおよそ学年末の結果を予想できるものになります。学生は心得ていますが、行事予定に示された3日間だけでなく、専門科目はその3日間より前に日頃の授業時間内で実施されるため、長丁場となります。ご家庭でもお子さん達への応援をお願いします。
引き続き、本学科への指導と強力と応援と叱責をお願いします。
以下は長くなるので、一度切ります。以降は進学と就職に関して、もう少し細かい話を書きますので、お付き合いいただける方は、もう少しお付き合いください。
進学、就職の心構えと具体的な準備
今年の場合、進学に関しては、成績上位の学生はおよそ希望する大学を含めていくつか合格を勝ち得たものの、中位になると苦戦する学生もいました。これはやはり日頃の学習をおろそかにしてなかったこと、編入学のための勉強ではなく、この学校で学ぶことをしっかり身につけていたことの裏返しといえます。
出願の時点で大学には、4年生の学年末までの確定した成績と、出願する時期によって5年次の現状の成績を提出します。特に推薦選抜の場合は、4年生までの確定した成績が、出願のための条件になる大学も多く、また最終的に合否判断の指標になります。面接は行なわず、その成績だけで合否が決まる大学もあります(この辺は各大学がWEB上でも公開しています)。
「5年生になってから準備するか」では、いわゆる内申点で不利になります。1年次から心がけてとまでは言いませんが、やはり日頃の積み重ねが大事です。
就職に関しては、4年生から具体的な準備に入ります。学年末から就職担当との面談を開始し、エントリーシートの書き方、面接の心得と練習を通して、意識を高めます。面接の練習ではなく、希望先を確定する個別の面談は、何回も何回も何回も行います。
この頃は求人倍率も高く、多くの学生が一発で内定をいただいてます。しかしその一方で何人かは残念な結果になる人もいます。漠然とその時期が来たら、そうなる(自分も活動する)んだろう、なんとなく話をしているうちに気持ちも方向も決まっていくんだろうという、受け身な考え方が抜けない人は苦労します。
そのために4年生ではインターンシップ(就労体験)を実施しています。この学校を卒業した後に進学する人でもいつかは社会人として働くわけですから、進学を考える人も、この機会をぜひ利用して欲しいと思います。
そして就職を考える人は、漠然とでも自分が考える就職先か同じ業種で就労体験し、自身に求められる働き方、与えられる場所を知り、社会人になるための意識を少しずつ高めていくことが大事です。
そういった背景の元、とにもかくにも手を動かそう、一人では気持ちを維持するのが大変でも、大勢いればできる、こんな感じで時期を問わず勉強会Eスタを行なっています。
一部の教員に多大な負担を強いているため、いくらでもというわけには行きませんが、そこは頼りになる優秀な執行部学生がいますので、なんとかやっています。今は教わる側の立場でも、いつかは自分が指導する、執行する学生に育ってくれるといいなと思ってます。
長い時間お付き合いいただきありがとうございました。
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