2024年1月17日水曜日

1年生の工学基礎3(学生実験)の様子

さて、今日の授業の様子は1年生の実験です。3つのテーマをローテーションしており、各自が3つ目のテーマに取り組んでいるところです。

まずは、コヒーラとアンテナの実験の様子です。
各グループごとに「コヒーラ」の状態を変えたり、アンテナの形状を変えたりしながら実験を行いました。コヒーラに用いるアルミ箔を丸めた玉の数や表面の状態を変えたときに電波がどのように発生するのかを調べました。











実験結果をまとめて、考察などをグループごとに発表しました



次は電子回路工作のテーマの様子です。
はんだ付けする部品を間違えないように指示書に従って作業を進めます。
高矢先生、原田先生のほか、5年生(作業服を着ていない学生達)がアシスタントとして1年生の作業工程を見守ってくれています。はんだ付けの状態や部品のつけ忘れがないかなど、上級生の点検は早くて素晴らしいですね。






次は、紙コップスピーカの作製です。
今日の作業は、スチロールのカラーボードを加工して、紙コップスピーカを装飾します。
材料はA4サイズのボード1枚です。これを各自が考えた構造になるように切ったり、穴をあけたりして、組み立てます。モノづくりが好きな学生が多いです。
完成作品は、次の投稿でご紹介します。










最後に少し。今日は「防災とボランティアの日」です。1995年1月17日に発生した「阪神淡路大震災」にちなんで制定されました。 あれから29年も経ちました。日本各地で大きな地震が起こっています。私は当時、直接被災しませんでしたが。出身地の神戸が震災から復興するまでには、本当に長い時間がかかりました。今年発生した能登半島地震で被災された方々に寄り添う気持ちを長く持ち続けることが大事かなと改めて思っています。

本校学生会では2月16日まで、能登半島地震で被災された方々を支援するための募金活動を始めました。集まった募金は石川県を通じて被災者の方に届ける予定になっています。
詳細はこちら

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