2020年5月21日木曜日

クロマキーとは

 19日から全学で遠隔授業を開始しましたが、E科では4月当初から環境を構築し、学生の協力も得ながら環境の補強や遠隔授業のコツを積み上げてきました。今回紹介するクロマキーもその一つです。ちまたではお天気お姉さんの天気予報だったり、スタジオ内にもかかわらずにぎやかな背景で放送されていたりする番組が利用しているあれです。実は緑や青といった単色の殺風景なスタジオで、出演者だけがそれっぽく話し、あとはカメラに映る単色の部分を別の画像と合成して、それらしい会場で放送しているように見せたりする技術です(初登場する様子を4/14に紹介してます)。

さて本日21日は、午前に4年生の回路理論III(野毛教員)、午後には2年生のプログラミング(高矢教員)が行われました。
まずは資料を準備します。写真の大半を占める緑色のカーテンらしきものが、クロマキー合成に使う背景です。
放送局にはかないませんが、
このスタジオもかなり洗練されてきました。
今日は三相交流の話でしょうか。壁のコンセントを見てもらえばわかるように、電気は送る線と帰る線で2本の線が必要ですが、6本ではなく、なんと3本の線で3つの電気を送ってしまう話です。
視聴中の学生を確認するため、丸いアイコンがたくさん見えます。
それを説明する資料に野毛先生の手が見えますが、会場では
どうですか、野毛工房の匠 野毛先生による指し棒です。
空虚な壁に指し棒を当てているだけです。
また長くなるので、ここで一旦切ります。もしよろしければ後半もお付き合いください。
今度は午後の高矢先生です。高矢先生も壁を従えて、空虚な空間にやさしく話を聞かせています(子守歌ではないよ)。
このスタジオを日々拡充している高矢先生も
でも学生には
会心の一枚です。
この通り。授業の資料はこのように
チョークの代わりにタブレット用のペンを持ってます
手元に置かれた小さなタブレットに表示されていて、そこに書き込んだ内容とともに、皆さんへ映像として届けられます。
この環境ですが、日々拡充されていて、先日から
ついにこんなものまで。ユーチューバーになる日も近いか
こんなミキサーも投入され、そのおかげで授業開始前に鐘も鳴るようにできました。こんな環境を構築したのが高矢先生ですが、それをいろんな先生が使うため、機器には素人のような先生(私?)でも操作できるように、補助する人が必要です。
裏方に徹する、原田先生。頼りにしてます。
写真の左に写っている方は、2年生以上の人ならわかりますね。そう、原田先生です。原田先生は技術職員なので、授業ではなく実験でお世話になる方です。原田先生がスタジオの円滑な運用のためにいつも補助として待機してくれているので、機器に疎い人(私?)でも、それを気にせず授業ができるのです。

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