2020年は,コロナウイルスに翻弄されて終えようとしています。静岡県内でもクラスターが発生し,東部地区にもその波が迫っているように感じます。
電気電子工学科は他学科に先駆け,学科長を中心に新入学生に対する情報通信手段の確保,オンライン授業を実施してきました。もちろん質の高い授業を実施するための通信環境の整備にも取り組んで参りました。これまでに経験のない分割登校,ハイブリッド型の対面授業においてもE科学生の積極的な参加姿勢や協力により成り立ってきたことはこのブログでご紹介して参りました。
お陰様で感染のリスクへの警戒が功を奏しここまでなんとか授業が実施しつつ,カリキュラムの遂行に勤めて参りました。一方で,慣れない遠隔授業,学校に登校できないストレスから心身の不調を訴える学生が出ている現状には心を痛めております。学校全体での対応については,校長を中心とした執行部の判断を待つしかなく,電気電子工学科が単独でできることはそう多くはありません。今後も最善を尽くして参りたいと思いますが,E科学生と保護者の皆様には引き続き,ご理解とご協力をお願い申し上げます。
E科独自の取り組みとして,定着しつつある「E科スタディープロジェクト(Eスタ)」も今年は春季,夏季ともにコロナウイルス感染拡大の煽りを受け開催を断念いたしました。ご期待に添えず誠に申し訳なく思います。授業が再開されてからは,オンライン形式の勉強会を計画し,3年生,4年生の学生講師・スタッフらの尽力により,ここまで継続してくることができました。
協力してくれた学生の皆さん,参加してくれた学生の皆さん,サポートいただいた教職員の皆様に対しまして,Eスタ主宰として心より厚く感謝を申し上げます。
さて,2021年3月のEスタの開催について,12月下旬より1〜2年生を対象に志向調査を行っております。すでに33名から回答を得ましたが,開催が可能であれば参加したいという声が一定数あることを大変ありがたく,心強く感じました。今後どのようにすれば適切な形で勉強会が開催できるのかしっかりと考えていきたいと思います。
保護者の皆様におかれましては、引き続きお子様の成長を見守りつつ、ご家族のご健康に留意され新しい年をお迎えください。
来年もよろしくお願いします。
E科スタディープロジェクト
主宰 野毛 悟
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