5年生が授業の一環として見学させてもらっている近隣の変電所に行ってきました。毎年書いてますが、5年生に開講している「電気法規」という授業は現場を知る企業の方に講義をしていだたいています。そのおかげで毎年5年生は授業の一環として、この変電所を見学させていただけるのです。
変電所とは、発電所で作られた電気が、工場や一般家庭に届けられる経路の途中にある設備で、高い電圧を必要とする工場には高い電圧のまま、一般家庭のような100Vの低い電圧が必要なところには低い電圧に変圧して届けるということを行っています。実際のところ一般家庭に届く100Vの電気は、皆さんが道路で目にする電柱の上部にある円筒の形をした柱上トランスというもので変圧されています。
変電所は本校からすぐ近くのところにあるので、徒歩で行けます。近いこともあって本校周辺にはこの鉄塔がたくさんあります。
鉄塔って、どこにつながってるんだろうって
ワクワクしてきませんか?
今年は学科長も参加しました
変電所に入ると、以下のようなものがたくさん見えます。中に入らなくても周辺を通れば見ることはできますが、現物を目の前にして専門家の説明を聞きながら見ることができます。私も何度となく参加させてもらってますが、今回初めて理解したこともありました。
小さいのでみにくいですが、変電に欠かせない設備です
この後は隣接している研修施設も見学させてもらいました。不測の事態が起きた際に不具合が起きている個所を特定する訓練をしていました。さらには写真のような、作業車両に乗らなくても作業ができる、釣り竿のような道具があることを教えてもらい、学生に触らせてくれました。
作業用車両に乗って不具合個所を探していきます
職人技が光る作業です
先月、本校周辺だけなのか結構広い範囲なのか、沼津で落雷が原因と思われる停電がありましたけど、電気に限らずガスや水道、電話といった、インフラ企業の皆さんいつも滞りなくその環境を提供していただきありがとうございます。
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