2025年10月2日木曜日

3年生 後期の実験始めました

  3年生は木曜日が実験の日です。これは前期と後期で変わることなく固定です。実は他の学年も固定で、月曜日が5年生(前期のみ実施)、火曜日が2年生、水曜日が1年生、木曜日が3年生、金曜日が4年生となって、すべての曜日にどこかの学年が入っています。つまり高専生である間はずっと週一で実験をします。実験をして報告書を書く、これが延々と続きます。ちょ~厳しい~です。

10/2は初回でその概要説明でした。今年から3年生後期の実験は内容を変更しています。過去の書き込みにあった4年生の前期実験は、PBLという実施形態で半年かけて1つの与えられた題目をこなすのですが、時間が足りない、もっと一つのことを掘り下げて身に着けてほしいという担当の先生方の熱い思いで、3年生後期はその全体を知ってもらうために、期間を短くしたうえで、4年生の実験で用意されるすべての分野の実験をひと通り行ってもらうことにしました。

いつも前振りが長くてごめんなさい、様子を見ていきます。

まずは実験の指導書を皆で製本します。費用が発生しないように、あらかじめ印刷しておいた資料1枚1枚を順に並べておき、みんなで自分の分を製本してもらいます。

よくある製本の風景です。
自分たちの番が来るのを待っている人達。
ひと通り資料を拾ったので次は......
ステープラーで綴じます。結構大変です。

製本が終わると今度は担当の先生方から順に実験毎の概要説明があります。
まずはこの方から。ここをご覧になっている方の多くがご存じの野毛先生です。得意分野の材料について昨今の事情を含めて担当される半導体について説明がありました。説明の中で驚いたのは、説明を聞き漏らすことないようにクリーンルームに筆記用具を持ってくるなんてことしてはダメです、という話でした。普通の紙はホコリが出るからダメなんだそうです。
鉛筆もダメ、ペンは大丈夫。
続いて原田先生からはトランジスタの特性測定について説明がありました。
hパラメータを測定するそうです。
その後は高矢先生です。IOT機器の説明の後に、自分たちでスマホから制御してみようという観点での説明がありました。プログラミング必須です。
IOT機器の制御を自分たちでやろう。
そして山之内先生はPLC制御です。これができれば怖いものなしです。
内容は楽しいけど、課題は大変だそうです。先制パンチが効いてました。
最後は嶋先生です。嶋先生はPCネットワークの構築について教えてくれるそうです。うまくいかないことが多く、そんなときにどうすればいいか、上手に調べる能力も大切だと教えてくれました。
持ってくるものがマウスとは意外ですね。
こんな感じで、先生方の説明が終わりました。次回からはおよそ10人ずつの班に分かれて作業開始です。これまでは4~5人の班でしたが、今回は少し多いです。我々も手探りなところがありますが、どんな展開になるか、こうご期待。

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