2024年10月30日水曜日

1年生 後期4回目の実験となりました

  後期が始まって1年生は4回目の実験を迎えました。4週間かけてひとつの実験を行うその4回めなので、今回はまとめの回となり、報告書を書きます。早速様子を見ていきましょう。

今回も順番は「紙コップで作るスピーカ」、「電波発見器コヒーラの作成とその特性調査」、「はんだ付け練習と時計の作成」でいきます。


「紙コップで作るスピーカ」

前回でみんな各自のスピーカを作ったので、それをまとめます。ということで、見た目は動きが無く静かな雰囲気です。スピーカはそれぞれが作るので、報告書も共同実験者と相談しながらということはなく、各自で書いてます。どんな内容の報告書なんでしょうね。

今回は作業もなく、静かにそれぞれが報告書を書いてます
少し近づいてみました
上の写真と隣の机で作業している学生達
そのまた隣の机で作業している学生達

「電波発見器コヒーラの作成とその特性調査」

こちらも報告書作成ですが、こちらは班を編成して共同作業という形で実験をしていたため、班でかたまって報告書を書いてます。実験で得た結果を、一緒に確認しながら書いています。

実験の結果を見ながら書く内容を考えてます
こちらも先生指導のもと、まとめています
結果について何か相談しているのでしょうか
ここも結果資料を並べてまとめています

「はんだ付け練習と時計の作成」

最後に紹介するのは時計作成の実験です。こちらも同じように報告書を書いてましたが、同時進行で別の何かをしています。どうやら完成した作品にプログラムを書き込んで、時刻同期も自動でするように設定しているようです。

こちらもみんな時計作成を終えて、報告書を書いてます
どうしても同じ風景が並んでしまいます
こちらも各で作品を作るので、完報告書もひとりひとりで書いてます
こちらは完成した作品に充実した時計機能を書き込んでその設定をしています
何の順番かわかりませんが、一番最初の子たちです
誰のかは忘れましたが、本体だけで時刻同期ができるようになりました
起動するたびに正確な時間を表示できます
こんな感じで、4週かけてひとつの実験を行うという、まずひとつめ難関は無事終了しました。次週からは次の実験にかかります。

寮生が多いので、完成した作品を目にするのはまだ先になる方が多いでしょうが、保護者の皆様は、どこかの休日でお子さんが持ち帰る作品を楽しみにしていてください。

2024年10月28日月曜日

高専祭に関するお知らせ

沼津高専の高専祭は11月9日(土)と10日(日)の2日間開催されます。
さまざまなイベントや出店など用意していますので、ぜひご来場ください。

なお、沼津高専近隣には駐車場がありませんので、ご来場の際には三島駅、下土狩駅からのシャトルバスをご利用ください。路上等への駐車については、すべて取り締まりの対象となっており、本校はその責を負いません。

昨年から、校内での物品販売は全てキャッシュレス決済としております。利用できるブランドは以下の通りです。あらかじめご準備のほどよろしくお願い申し上げます。




2024年10月23日水曜日

防災訓練できませんでした

 本日はネタがたくさんあります。7・8限は防災訓練を行いました、という投稿もする予定だったのですが、天候が悪いため実際の避難はせず、放送のみで行いました。


唐突ですが、保護者の皆様へ

本校では学校が有る日・無い日に関係なく、地震に代表される大きな災害が発生した際には学生に対してネット経由で安否確認を行います。そもそもネットが生きているのか?という問題はありますけど、他に手段がないのです。本人はもちろん家族の方の安否やケガ、生活への影響などについて問い合わせます。我々も学生とその家族の状況を知りたいので、確認への協力をお願いします。


防災訓練に戻ります。あいにく本日は天気が悪いため、実際の正課時間に地震が起きた際の避難はとりやめとし、上記のような安否確認を行う練習をしました。副担として1年と2年のクラスのみ回ったので、2学年だけですが様子をお知らせします。

まず1年生から。

この書き込みの上か下に続く「1年生 後期の実験3回目となりました」を5・6限に行った後は急いで教室に戻り待機します。今日は放送で簡単な連絡があった後、担任から安否確認を行う指示があり、各自問いかけのメールに対しスマホで回答していました。

教室に戻ったばかりでまだ和やかです
後ろの方もくつろいでます
安否確認への回答を始めました
スマホで遊んでいるわけではありません

続いて2年生に行きます。
2年生は安否確認の作業がもう終わっていて、担任が諸連絡をしていました。
訓練が始まる前のくつろいだ様子
安否確認は済んでいて、担任が諸連絡をしています


地震は時間や天候に関係なく起こりますし、大雨による被害は全国各地で起きています。今年の夏場は特に静岡でも西部と中部で、数年前のまだコロナの影響がおさまっていない頃にも、特に静岡市近辺では雨の被害がかなり出てましたよね。地震に関しては、うろ覚えで正確な数値ではありませんが、世界中で起きるマグニチュード4以上の地震のうち、2割は日本で起きているという資料を見たことがあります。気をつけたいというよりは平穏であってほしいです。

スピーカコレクション_2024_1st

紙コップスピーカコレクションの第1期が完成しました。
今年もユニークな紙コップスピーカが生み出されました。
第1期の13名の作品をご紹介します。 

No_23_Serizawa_MG

No_26_Tada_S

No_29_Terada_R

No_32_Hamai_I

No_38_Matsui_T

No_41_Miyamoto_N

No_20_Sato_A

No_14_Kitada_H

No_11_Kameya_H

No_17_Kondo_S

No_05_Ohmura_Y

No_02_I_ho

No_08_Ono_G

第1期の作品では縦型が多いですね。それから、紙コップを簀巻きするようなデザインも比較的多いように思います。デザインにも個性が出ていて大変面白い作品がそろいました。
ご覧の皆様は、どの作品が良いと感じられましたでしょうか。

来週はレポート作成です。
紙コップでスピーカを作ることができたということだけでなく、そこに応用されている電磁気現象をしっかりと理解してもらいたいと思います。

1年生 後期の実験3回目となりました

 1年生の後期実験を開始して早3回目。前期は他科の内容も知ろうということで、半年かけて5学科を5分野に分けて5つの実験をしましたが、後期は完全に電気に特化した実験です。前回の内容はこちらに掲載してあります。今回は3回目となり、いよいよ作品の完成もしくはひとつの実験作業を完了します。

例によって「紙コップで作るスピーカ」、

「電波発見器コヒーラの作成とその特性調査」、

「はんだ付け練習と時計の作成」の順でいきます。


「紙コップで作るスピーカ」

 前回までで全員が紙コップで作ったスピーカを鳴らすことができました。今日は思い思いの装飾をして、自分だけのスピーカにしていきます。この完成品については、実験の指導をしている先生が、映えるように撮影個所を設けて一人一人の作品を紹介してくれるので、そちらに任せて、ここでは作業の様子を見ていきます。

みんな自分だけのスピーカを作っています。速い人はなんとなくの形が見えています。一方で細かい模様の設計をしている人もいて、細かく細かく丹念にカッターでパネルをくりぬいてます。

自分で考えてきた設計で外装を作っています
こちらも同様です
なんとなく形が見えてきました

こちらも外装の形が見えてきましたが、どんな形になるのでしょうか
これはどんな仕上がりになるのでしょうね
丹念に細かくカッターでくり抜いてます
こちらも仕上がりが見えてきました
装飾も含めて完成した人が動作確認したり、鳴りを調整するため、またコーン部だけ抜き出して調整したりしています。

しっかり鳴りました

「電波発見器コヒーラの作成とその特性調査」、

続いて電波発見器コヒーラの作成とその特性調査です。今回もカチンカチンとやってましたが、少し様子が違います。コヒーラが反応する距離を測っているようですが、それぞれの机の上にはいつもと違うものが置かれてます。
今回もまた測定をしているようです
測定しているようなんですが、なんか場違いなものが見えます
何を置いているのか見てみると、消毒液やら薬剤らしきものそして酢が置いてありました。
何をするのでしょうね。聞いてみたところ、どうやら特性改善のためみたいです。細かい説明はお子さんに聞いてほしいのですが、コヒーラが反応する距離を調整できないか工夫していたみたいなのです。
それぞれが考えて持ち寄った具材です
各班ごとに考えた特性改善のための具材を考えて試していたようで、測定した後に結果をまとめていました。まとめた後は順番に発表を行い、担当の先生からそれぞれいくつもの指摘をいただいてました。
わかったことをまとめています
どんなまとめ方がいいのか考えているのでしょうか
発表の内容や発表の仕方についての相談でしょうか
効果的な発表を考えます
実際に発表しているときの様子です

「はんだ付け練習と時計の作成」

3つめははんだ付けです。こちらもいよいよ作品が完成します。みんなもくもくとはんだ付けをしています。3回目ともなるとそれなりにはんだ付けのカンがわかってきたところかもしれません。

ひとつひとつ丁寧にはんだ付けします
いわゆるテンプラにならないよう気をつけます
そんな中、先人切って完成させてた人がいました。完成品を電源につないで回路が動作するのを確認します。その後プログラムを書き込んで想定した通りの動作をするか確認します。
無事できていました。
よし、無事表示されたので動作が確認できた
私、うまいので。
見えませんが、実は手に持った作品も正確な時間を表示しています

他の人達はまた作業中です。カメラを向けても気にすることなく作業に没頭していました。できあがると先輩に一つ一つ確認してもらい、はんだ付けがちゃんとできているのを確認してもらい、その後電源につないで動作確認です。

カメラを向けると作業しながらカメラ目線で応えてくれました
頼もしい先輩が回路を確認してくれています
いつかは君たちがこのような先輩になるのですぞ
いよいよ電源につないで動作確認です

今回に限りこの後の時間に防災訓練があり、完成まで行きつけなかった人達は訓練後にまた戻って作業をしていました。いよいよ来週第4週目は報告書を書きます。毎度書いてますが、「楽しかった」だけで、やりっぱなしにならないよう実験の報告書を書いてもらいます。社会人になった折に報告書をまとめるための訓練です。

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